春と秋の体調不良

冬は交感神経が優位になり、夏は副交感神経が優位になるようになっています。そうすると中間の春と秋はそのプロセスということになります。

つまり、春は冬の交感神経優位から夏の副交感神経優位に移るプロセスで、秋は夏の副交感神経優位から冬の交感神経優位に移るプロセスということになります。

この切り替わる段階で、ストレスがかかったときと同じように自律神経の揺さぶりが起きるのです。

その揺さぶりは健康な人ほど大きくなります。自律神経が過度に揺さぶられることで体調が不安定になり、気分もすぐれません。このことは副交感神経、交感神経のどちらに揺さぶられても同じです。

更に春と秋は数日おきに、また一日のなかでも気圧の変動の激しい時期でもあるので、一日の短いなかでも自律神経は揺さぶられるのです。

とくに秋の一日は、自律神経の揺さぶりを感じやすくなります。気圧の変化は雲の動きなので、秋の空の雲の動きに気をつけていると、それに伴い自分の体調が変化しているのがわかるはずです。

秋には、さっきまで不機嫌にしていたのにコロッと機嫌がよくなったということが起こりやすく、このような現象は秋の気圧に影響されているといえます。「女心と秋の空」などといいますが、実は男女問わずに秋は気分が変わりやすい季節ということができます。

このように、気候がいい春や秋にかえって体調がよくない人は、そうでない人に比べ年内リズムにおける自律神経の揺れが激しく、それだけ自律神経のバランスが悪いと考えていいのです。
自律神経の揺れが激しい春や秋には、いつにも増して病気への注意が必要になり、無理は禁物なのです。