体調は変動しながら保たれる

日本人は、四季のある日本で、気圧や気温の変化に上手に対応しながら生きてきました。衣替えをしたり、冷暖房の切り替えをしたり、四季折々の風景や植物を楽しみ、旬の食材を楽しみます。そして体の中では自律神経が変動して、黙っていても季節の変化に順応するようになっています。

自律神経は、交感神経と副交感神経のどちらか一方に大きく傾かず、揺れ動くことで体の偏りを防いでいます。そして、自律神経には、体の偏りを防ぐための、季節や天気に対応するリズムがあるのです。

わかりやすい例でいうと、「日内リズム」です。働いている昼間は交感神経が優位に、休息の夜は副交感神経が優位に働くのです。

この日内リズムのために朝になると目が覚め、夜になると眠くなります。

副交感神経優位が原因で起きるアレルギー疾患の喘息の発作は夜中や明け方に多く、またリウマチの関節が痛む時間帯は、夜間に増加したリンパ球が炎症を起こした後の明け方なのも、日内リズムの影響なのです。