薬の使用は炎症の種類で
炎症とは、私たちの体に起こる熱、腫れ、痛みの総称です。
こうした炎症のほとんどが副交感神経を優位にするリンパ球が関わって起きるのですが、交感神経優位の顆粒球が関わっても起きます。そして、リンパ球が関わるか顆粒球が関わるかによって炎症に対して薬を使っていいかどうかが違います。
リンパ球が関わるのが、風邪のように体を守るために治癒反応がでる炎症で、こちらが基本的に薬で抑える必要のない炎症です。薬を使うのは急性期の短期間だけになります。
顆粒球が関わる炎症は、常在菌がある場所で起きる肺炎、にきびなどの化膿性の炎症と、細菌がない場所で起きる胃潰瘍や潰瘍性大腸炎などの組織破壊の炎症の二種類があります。
風邪をこじらせるとかかる肺炎は、体力の消耗などで免疫が抑制されているときに起こる顆粒球が関わる炎症の方で、風邪のウィルスに対して免疫が働かないまま肺が炎症を起こしたものです。これに対しては抗生物質などの薬が必要になります。